1st CD 「 Ilusión 」 STORY vol.5 ~師弟共演 Tony 編~

6月 29, 2016

今回のキューバ録音の滞在より4年前、、、

2012年の3月にも、サンティアゴ・デ・クーバに3週間ほど滞在していました。
その時はハバナと合わせると1ヶ月のキューバ滞在でした。



SONの本場、
サンティアゴ・デ・クーバの空気に触れてみたい!
という想いから思い切って一人旅。



その時、サンティアゴはちょうど音楽祭の真っ只中。
トローバの父、Pepe Sánchezを讃えて

ペペ・サンチェス・トローバ音楽祭が開催されていました。

毎年3月に開催されるこの街の名物音楽祭です。
音楽祭開催中は世界各国の観光客やミュージシャン、
キューバ音楽ファンがこの地に集まり街全体が活気付きとても賑やか。

私も、音楽祭目当てでやってきた1人だった訳ですが、、、
その音楽祭初日に
歌声を聴いた途端に
一目惚れ
というか一聴きに惚れ?したのがこの方、



Antonio Radón氏、通称Tonyです。




そのステージが終わるや否や
彼に駆け寄り

「日本から来ています。
滞在中にレッスンつけてください。」

と交渉の結果、成立!!!
トニーは私にとって
サンティアゴ・デ・クーバのお師匠さんとなりました。


その時彼に教えてもらった彼のオリジナル曲が
収録曲の『Solo Una Lagrima』です。
日本ではSepteto ¡ORIENTE!で演奏しています。



そして今回のレコーディング、
トニーには2曲デュエットをお願いしました。

・Solo Una Lagrima
・Yolanda
です。
トニーの歌声がご堪能いただけます。

夢の師弟共演が実現し本当に嬉しかった!
Muchísimas gracias a Tony!!!



1st CD 「 Ilusión 」リリースライブ情報はコチラ♪

リリースライブ@東京





★おまけSTORY

かくもキューバ人はフォトジェニック。

ご多聞にもれずトニーもカメラを向ければ
この表情。

ちなみに真ん中はディレクターのJose Aquiles氏。


そんなトニーも家族の前ではパパの顔。
キューバ人だけでなく
ラテン諸国そうだと思いますが
あちこちでご家族を紹介されることがよくありました。

歌うトニーしか知らなかった私は
普段のパパの顔にほっこりされられたのでした。



サンティアゴを代表する歌手の一人トニー、
お嬢さんにとっては自慢のパパ、
そしてサンティアゲーロ達(サンティアゴの住人達)にとっては街の自慢の歌手、
街を歩けば呼び止められてあちこちで握手。

実はお嬢さんもピアノとお歌をなさるとのこと。
大人になったら共演しよう!と約束を取り付けてきました!

覚えててくれるかな〜♪


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