1st CD 「 Ilusión 」 STORY vol.4 ~Sexteto SonArte 編~

6月 25, 2016

今年結成10周年を迎えた『Sexteto SonArte』
クアトロ弾きのRadames氏(写真一番右)がリーダーの
サンティアゴ人気のソンバンドです。

このラダメスさん、
以前はFamilia Valera Milandaに所属しており、
それこそ世界各国で演奏をしてきたお方。

(Familia Valera Milandaはサンティアゴで200年以上続くソンバンド。
名の通り、メンバーの一部は本当に家族。)

そんなラダメスが立ち上げて守り続けているバンドですもの、
共演するのが本当に楽しみでした。


今回収録曲のうち、3曲、

・Sublime Ilusion
・Sobre Una Tumba Una Rumba
・Solo Una Lagrima

を共演してくださいました。


ラダメスは、
ソンやトローバの伝統を知り尽くしていらっしゃるので、
今回の録音でも、
本当に多くのアドバイスをいただきました。

日本では到底知ることが出来ない
伝統的な歌いまわしや、
歌詞の作り。。。
伝統を知ることで
そこから発展していくオリジナリティー。

彼から頂いた言葉は、
ずっしりと中身が詰まっていて

それでいて、とても腑に落ちるのです。

常に丁寧で、そして優しい方です。

そしてハグする時は、
我が子かのように
ムギュギューーーっと力強く抱きしめてくださるのが
とっても温かかったです。




1st CD 「 Ilusión 」リリースライブ情報はコチラ♪

リリースライブ@東京




★おまけSTORY

写真はサンティアゴ・デ・クーバの繁華街にあるライブハウス、
『Artex』の演奏風景です。

サンティアゴ到着の翌日、
打ち合わせを兼ねてライブを見に行ったところ、

「じゃあ、収録曲で飛び入りを。」
ということになりました。

これが、記念すべきサンティアゴLiveデビュー?!


さて、Sexteto SonArteの皆さん、
落ち着いた大人のリーダーラダメスと対照的に、
メンバーの皆さんは、大学生の男の子かのように
元気で賑やか。

ずっと喋ってます。

そして喋ってます。

そして何かに爆笑してます。


演奏に戻ると、ピシッ!


....同じ人たちかしら??


ベースのCotaは
新しい日本語を覚えるのに一生懸命でした。
彼の口癖には
「Cotaは タバコ すいたい」が加わりました。
日本人レコーディングチームの滞在中に
「~様」「~さん」「~君」を使い分けるまでになり、
何か依頼をする時だけ「~様」を使うという高等テクニックを会得していました。

ボンゴのPacoは
声が高くて、笑うと口角がギュッと上がります。
これがまたとても可愛らしいんです。
とっても若く見えるのけどお孫さんがいます!
そしてお子さん達はみんな美人さんでPacoにそっくり!


ギターのAtzelは
賑やか隊長さん。
ずっと喋ってます。
だがしかし、ひとたび演奏し出すと
太く低く響く甘い声で聴衆を魅了します。
ちなみにラダメスの息子さんです。

個性派揃いのSexteto SonArteの皆さんでした♪



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